2008年11月14日金曜日

初冬の名月

会社帰り、真っ暗な空に
煌々と見事な満月。

これはシェアしなければと思い、
「Happy fullmoon!」
と、ショートメッセージを送る。

東京では星が見えない分、
よく月を眺める。
こんな日は、空を見上げるのに
街灯の白は眩しすぎて、
ちょっと邪魔に思う。

満月の明かりでナイトサーフィンを
楽しむハワイをふと思い出す。

帰宅後。母が、近所の郵便局に
不在通知の荷物を取りに行くと言うので、
受取りに必要な身分証明と印鑑、そして
道中、満月を見るのを忘れないように、
と促す。

でも、やっぱり一緒に見ようかな、
と思って、ついて行った。

外に出ると、月はさっきより
高いところに移動してる。

「うさぎ、餅ついてる?」と母。

「うん。食べに行こっか。」と私。

餅と言えば、正月。新年まであと
1ヶ月半、あっという間だろうな。

荷物を受け取り、ついでにおやつを買う。

「乱視で月が3つに見える。」と母。

「へぇー、3つも。得したねぇ。」と私。

そして、テレホンカードの小さな
穴を覗くと、裸眼でぼやけてた物が、
くっきり見えるのはなんでかねぇ?と、
たいして本当のところを知りたいと
思っているわけでもない話を
しているうちに、家に着いた。

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