2008年5月27日火曜日

朝のストレッチ

半分開けたカーテンの外が次第に明るくなり、
昨晩セットしたCDのBGMで起床。

以前は携帯電話のアラーム機能を使っていたけれど、
音楽目覚ましの方が、体が素直に目覚めてくれて
2度寝もしない。

窓を開けて塩磨きをし、
最近日課に加わったストレッチヨガをはじめる。
朝晩やっているけど、朝の体はかたい。
ゆっくりとほぐしていく。

最後は苦手な足の開脚。
久しくさぼっていたら、固くなってしまった。
ダンスをやっている友達にコツを聞き、
それに従ってやっていくうちに、
開く角度に変化が現れ出した。

単純なので変化が現れるとがんばれる。

それにしてもまだまだ固い。
バレエダンサーのストレッチをイメージしたいのに、
どうしても、新人力士のマタ割りと自分の姿を重ねてしまう。

テーブルの脚をつかみながらいつも、
兄弟子に背中を押してもらいたくなる。

2008年5月25日日曜日

歯科検診

歯の定期検診に行った。
もう定期とは言えないくらい間があいてしまった。

最近の歯医者は、オンラインで予約ができる。
まず診察券を探したりだとか、診療時間を気にすることなく、
思い立ったときに予約できるのはありがたい。

当日。
どんなに美しい顔を作っていっても、
治療中に見せる顔は悲惨。
そのギャップで悲しい気持ちにならないように、
メイクもナチュラルに、近所の散歩感覚で歯医者に向かう。

受付には感じが良く、かわいい歯科衛生士さんたちが
きびきびと働いている。

あっ、しまった。

「すいません、診察券忘れました。」

こういうおっちょこちょいな来客にも笑顔で応対。
えらいね、と感心しながら、保険証だけ差し出した。

待合室には、日経Businessが置いてある。
ちゃんと学び続けている医者かどうか
なんとなく、こういうところでも分かる。

名前を呼ばれ、診療室に入ると、
各診療台にはPCのモニターが備わっていた。
いたずらする間もなく、シートが倒されて
手が届かなくなる。
そして結局、検診には使われなかった。

バキュームで一瞬くちびるを持っていかれた!
びろーん。
でも、薄化粧の私は動じない。

歯医者は虫歯になる前に行くところ。
治療はお医者さんにすべてを委ねるしかないけど、
予防なら一緒にできる。おまけに痛くない。

診療はあっという間に終了。
先生に、次回からちゃんと定期的に来ますと約束して、
笑顔でご挨拶して帰ってきた。

2008年5月23日金曜日

あるものを大切に

ハリソン・フォードが森林保護のCMに出ている。
胸毛を抜かれて痛みに顔をゆがめるシーンに、
「森林伐採はすべて私たちの痛みになる」
というメッセージ。

シンプル&ユニーク。
これ、日本でも起用したらどうだろう?
胸毛の概念が違うから、思いきって髪の毛で。
切実すぎるかな。

小さい頃、毛のないおじいちゃんが、
「床屋に行ってくる」
と言うのを聞いて、たまげたことがある。

恐る恐る、「おじいちゃん、何しに行くの?」と聞くと、
サイドと後頭部の毛のある部分を指差して、

「髪の毛がある部分を整えてもらうんだよ。
ひげも剃ってもらうし。さっぱりして気持ちがいいんだ。
年をとればとるほど、身綺麗にしていないとね。」
と、笑って説明してくれた。
やっぱりイイ男は年をとってもイイ男だ。

人間、毛なら一生お手入れをするもの。
だったら、木も毛だと思えばいい。

人にとって髪が長い友なら、木は地球の長い友。
人は地球の長い友でいられるのか。
少なくとも、人間が地球頭の部分ハゲを広げる悩ましい
存在でいるかぎり、友好関係は結べないと思う。

2008年5月21日水曜日

フェミニンなニュース

スペイン初の女性国防相が男の子を出産。
日本初の同じニュースが流れるのは、
あと何年後だろう?

日本の世界遺産、屋久島にある
樹齢7200年の縄文杉なら
それを見届けられるかもしれない。

2008年5月20日火曜日

美人満月

朝の嵐はどこへやら、
夜にはきれいな満月が浮かんでいる。
空が明るい。
月でうさぎが餅をついているのが見える。

よし、私もきれいになろう!と思い、
いつもよりしっかりと泡立てた泡で
ふわふわと顔を洗った。
さっぱり、気持ちがいい。

夕方に食べた2つ目のチョコレートを大目に見てもらえたら、
明日の朝、私はもち肌で目覚めることになっている。

2008年5月18日日曜日

0から考えるインド人

止まらないガソリンの高騰で、
インドに「ラクダブーム」が来ているらしい。

ガソリン代に生活を脅かされるより、
ラクダに荷物を運搬してもらう人が急増中なのだとか。
さすがインド。生活はスローだけど、
やっぱり頭は世界のスーパーコンピューターだ。

実際、インド人が0という数字を発明してくれなかったら
今こうして使っているパソコンも存在しない。
どうもありがとう。

とはいえ、「ラクダ急便」の日本導入は難しい。
日本も思いきって「ゼロ=無い」を考えないと
依存体質から抜け出せない気がする。

流行った脳トレに効果があるなら、そろそろ
インド人もびっくりの名案がでていい頃だと思う。

2008年5月17日土曜日

価値と重さ

ニューヨーク、クリスティーズのオークションで、
太ったおばちゃんの裸体画が35億円で売れた。
生存する画家の作品としては最高値らしい。

絵よりも一体どんな人が落札したのか
気になるけど、残念ながら匿名でわからない。

おそらく日本人ではないと思う。
日本人の金持ち多しと言っても、
ちょっと規模も趣向も違う気がする。
紙幣を鼻のあぶらとり紙に使うアラブ人か、
それとも画家と同郷、ユダヤ人か。

そんな買い物をしても貧乏にならないのがすごい。
分割払いでもきつい。

画家はフロイトの子孫、
ルシアン・フロイド。85歳。

見れば分かるけれど、
描かれた女性はかなりふくよか。
ハワイでよく見かけるあのサイズ。

イギリスのエリザベス女王や、
ケイト・モスもモデルになっている。
ちなみにケイト・モスは8億円だった。
27億の差は、描かれた脂肪量の違いかな。

この翌日、サザビーズのオークションで、
今度はフランシス・ベーコンの3連作が、
90億円で売れた。

ふうん。

買う人はたくさんいるらしい。
金銭感覚が麻痺して、ただの数字に見える。
物質の存在なしに、ネット上で動くお金。
時代の進化によって、世の中で一番軽量化に
成功したものは、お金かもしれない。

2008年5月15日木曜日

中華ランチ

昨日は、アメリカ人の同僚と一緒に
中華ランチを食べた。

烏龍茶の濃度を確認し、
具の少ない焼きそばを食べ、
小龍包で軽くヤケドを負い、
ココナッツミルクの中のタピオカを
レンゲですくうのに苦戦しながら、

政治の話をした。

彼は大統領選の投票のため、11月4日、
アメリカに帰るらしい。曰く、投票は、
唯一国家に自分の意見が反映される機会。
日本から郵送もできるけど、帰国して投票用紙に
しっかり書いてくるのは、ちょっとした、
怒り混じりの自分の意思表示だ、と。

政府に対する憤りは日本も似たようなもの。
でも選挙に対する姿勢に、圧倒的な差が現れている。
意思表示しない国民による日本の声は、
あきらかに世界に届いていない。

たしかにアメリカや中国は世界に叩かれる。
でも裏を返せば、それは力に対する脅威でもある。
チビニッポンは力を持たなくていいのだろうか?

オイルショックのとき、日本人はトイレットペーパーを
買いだめした。でも今は、世界中のセレブが
日本のウォシュレットを買いだめしている。
このあいだまで和式で用を足していた人が
世界No.1の洋式トイレを作る。
これは日本の力じゃないだろうか?

値上がり前のガソリン買うために行列つくるより、
続・プリウスつくろう。
手軽で安全なギョウザなら、耳でつくろう。

2008年5月13日火曜日

逢いたい人

先週末、おばあちゃんの弟が突然
「姉さんに逢いにきたよ!」と言って
おばあちゃんに逢いにきたらしい。

何年ぶりだっただろう。
おばあちゃんもおばあちゃんの弟も、
介護施設に入って以来、もうずっと
長いこと逢っていなかった。

おばあちゃんはよっぽど嬉しかったみたいで、
「それでね、おしゃべりしたんだよ。」と、
鮮明に覚えている夢を家族に打ち明けた。

そう、それはおばあちゃんが施設でうとうと昼寝を
していたときのこと。

そしてその日、弟が亡くなったという報告を
聞く前のことだった。

本当に逢いたいという願いは聞き届けられる。
その話を聞いてみんな驚いてしまうほど、私たちは、
本当は何も知らずに生きているんだろうなと思った。

2008年5月12日月曜日

朝の習慣

朝起きてすぐに、お水を飲む。
これはもう世間にだいぶ浸透している
健康習慣だと思うけれど、そのまえに。

自然塩で歯ぐきを磨く。

これ、すごくいい!

年を重ねるにつれやせる歯ぐき。
これを歯と同じようにケアするのだ。

専用のやわらかブラシのヘッドに自然塩をつけ、
力を入れずにささっとマッサージ。
やってみるとわかるけど、
歯ぐきの色がきれいになって、ひきしまる。
おまけに塩の殺菌効果で一石二鳥!

寝起きの口内は雑菌だらけ。
そこでいきなり水を飲むと、
それを体内に流し込んでしまうから
体にいいやら悪いやら。
でもこの塩ミガキ後なら、お水もおいしい。

で、食後の歯磨きはいつもどおり。
それに定期健診も行けば完璧。

「あー、またキレイになっちゃうわぁ、ワタシ。」
両親の前でニカッと笑う。

こうして、みのもんたがまだ何も言わないうちに
東急ハンズのやわらか歯ブラシが、3本売れた。

2008年5月10日土曜日

チベットが熱い!

中国との問題について言っているのではない。
もしかしたらそれもなにか今後の世界に
影響してるのかもしれないけど。

最近読む本の著者たち、たとえば「生物と無生物のあいだ」
がベストセラーになっている福岡伸一さんも、
著書「ロハスの思考」でチベット医学について
触れていたし、佐藤伝さんの祖父はチベット仏教学者で
彼の考え方に大きく影響しているらしい。

ハワイの友人夫妻も、チベット仏教に精通していて、
授かった赤ちゃんにお経をあげてもらっていた。

マクロビオティックや望診法では、必ず宇宙の秩序を学ぶ。
すべてはそれに基づいているから、自然の法則をとりいれて
生活していきましょうという考え方。

宗教、医学、哲学は同源で、チベットのそれは
宇宙の秩序そのものだということに気づき、
お、マクロと似てるじゃん!と思った。

そんなわけで、今私の中でチベットが熱い。
ダライラマ14世の眼鏡の奥に宇宙が広がっている気がする。

2008年5月9日金曜日

Full course lunch time

フルコースなのは、食べ物じゃなくて、
ランチの時間の使い方。

会社のあるビルにはきれいなフリーラウンジがあって、
私はそこでいつもランチタイムを過ごしている。
中庭に面したガラス張りの一人席がとても快適。

ピークの時間帯を避け、
好きな音楽を聞きながら、
のんびりお弁当を食べる。

食後は、置いてある雑誌をめくったり、
持参の本に目を通したりして、
最後の20分は昼寝をする。

昼寝はすごく体にいいと思う。
スッキリして午後の仕事に入れる。
顔に寝ぐせがつくけど、
もうみんな見慣れてくれた。

ときどきは社内の気ごころ知れた人と外食したりもする。
それがステキな女性だったり、外人だったりするから
それはそれで、充実の時間が過ごせる。

たった一時間、されど一時間。

2008年5月8日木曜日

地震

昨晩、日本列島が武者震いをしたので目が覚め、
微震も気になって、あまりぐっすり眠れなかった。

普段はおやすみ3秒で寝付き、
何があっても起きないくらい爆睡してるのに、
昔から地震だけはナマズのように敏感だ。

父親ゆずり。
母に聞くと、やっぱり父も微震まで感知してしまって
寝られなかったらしい。
そして母はいつもどおり、「大丈夫でしょ」と
起き上がりもしなかったらしい。

父と私は、地震がくる前からわかってしまうことが多い。
小さい頃から、ほぼ同時に「地震がくる!」と顔を見合わせる。
それから揺れだし、治まるころに母が「地震だね」と言うパターン。

そんな母は最近、枕元に小さな懐中電灯を置いて寝ている。
安全対策かと思いきや、夜中に目が覚めたとき、
壁掛け時計の時間を見るためらしい。
実際に部屋を暗くしてやって見せてくれたけど、
目覚まし時計を置けばいいんじゃないかな、と思う。

さて、いざというとき、一番助かりそうな人は誰でしょう?

2008年5月6日火曜日

GWの奇跡

あっという間にゴールデンウィークが終わった。
髪を切ったり、バレエを観たり、本を読んだり。

ベストフレンドにもひさしぶりに逢った。
いつ産まれてもいい臨月で、スイカのようなお腹!
そろそろ2子目が欲しいと言ってすぐに授かり、
次は男の子がいい!と言っていたら男の子で、
5月5日に産みたい!と言っていると陣痛がきて、
無事、自然分娩でミラクル安産。お見事!

幸せを引き寄せる彼女を見ていると、
自分の力でどうにかなるものではないことも、
意志の力が働くような気がしてならない。

まだ彼女の奇跡にお目にかかってないけれど、
私にとっても大切な人がまた1人増えたことが
連休のトップニュースだった。

2008年5月5日月曜日

母校

先日、ひさしぶりに生まれ育ったエリアを散歩した。
高校まで、すべて近所にある学校に通った。
通学路を歩いたけど、もう地元という感覚はない。

当時、私がラッシュの電車に乗って通えるわけがない、
という親の意見は、正しかったと思う。
今だにそうなのだから。

幸いにも、近くに私向きの高校があった。
制服も規則も無く、かなり自由気まま。
はじめから縛りがないので、違反する人もいない。
コギャル全盛期に、本当に平和な学生生活を送った。

その高校が、中高一貫になるというニュースを聞いた。
それと同時に、通った中学が統廃合になるという話も。
時の流れを感じる。

そこはベビーブームで新設された中学。そのピカピカの学校に
入学した私の先輩でもある父は、還暦を前に
このニュースをどう受け止めているのだろう。

2008年5月2日金曜日

MEMO

私は日々、頭に浮かんだこと、思い、なるほどと思った一文、
印象に残った言葉やなんかを、そこらにある紙きれに
手当たり次第、走り書きしている。

Blogは、その一部が結晶化されたもの。
なんらかの形でアウトプットすることなく、
ただ書きっぱなしにしただけのメモはたまに、
何を書いたのか、あとで読めなかったりする。

今、その読めない走り書きの解読を試みながら、
自分が書いたはずのこの字は、走りながら書いた字よりも
汚いんじゃないか、と思ってしまった。

その解読に成功したら、ここにアップしようと思いつつ、
あとは脳にまかせて、もう寝る事にする。

2008年5月1日木曜日

ベストシーズンの到来

体すっきり、シャワーでさっぱり、
Gymの帰り道。

この気温、この風、なんて気持ちがいいんだろう!

東京が、ほんの一時だけハワイの気候になるこの時期、
ゴールデンウィークの帰省や旅行で、都内の人口も減る。

みんなが戦場から離れてほっとしているあいだ、
東京もちょっと休戦して、のんびりした顔をみせる。

だから私は、大概いつもここに留まって、
居ながらの里帰りを楽しむことにしている。