2009年9月29日火曜日

Summer Holidays 2009 ~Pike Place Market~

5日目。
Madison St.で、美味しいスープと
サンドウィッチを買ってブランチした後、
アメリカ最古のマーケット、Pike Place Marketへ
連れて行ってもらった。

トイレの入口もどこかクラシカル。

マーケット前にはスターバックス1号店もある。

ストリートパフォーマンスの前で
ノリノリのお客さん。

カラフルな花が所狭しと売られている。
日本と比べたら、びっくりするほど安い!

魚屋さん

これはシャコじゃなくてロブスター。

八百屋さんには

玉ねぎサイズのガーリック!

ここは区画整理で取り壊しになるところ、
市民の大反対で計画中止になったらしい。
それ以来、整備されて街もきれいになり、
今ではシアトルNo.1の観光地になるくらい
活気に溢れて賑わっている。

さて、築地はどうなるかな・・。

2009年9月26日土曜日

Summer Holidays 2009 ~Downtown & Green Lake~

4日目、downtownデビュー。

ランチは友人お気に入りのPizzaを食べに、
広いラウンジバーのPalominoへ。

アメリカでは珍しく生地が薄くてクリスピー。
フレッシュトマト、バジル、ガーリック。
トマトのみずみずしい甘さと、少し塩気のある
パリパリクラストのバランスが絶妙!

ペロリとたいらげてショッピング。
まずはSway&Cakeというセレクトショップで、
なぜか白い服ばかり購入。
続いておなじみAbercrombie & Fitchで、
おみやげを含め、まとめ買い。

NORDSTROMでは、ピンクのビーチサンダル。
BARNEYS NEWYORKでは、秋冬用のスカーフを。
やっぱり街での買い物は楽しい!

その後は、お散歩をしにGreen Lake Parkへ。
ここは地元の人たちに人気の、美しい公園。
湖を1周する4.5kmのトレイルを、友人と
写真を撮ったりおしゃべりしながら歩く。

シアトルには、こういうステキな公園が
たくさんあって、とてもうらやましい。

公園最寄りのスターバックスで一休みして帰る。

今日はおうちでごはんと決めていた。
「アーティチョークが食べたい!」
友人は私の望みを叶えるべく、慣れた手つきで
アーティチョークを鍋で丸ごとコトコト。
私は日本から持参した昆布と干し椎茸、
玄米、そして現地の食材で、
マクロビオティックなきのこリゾットを作った。

アーティチョーク、レモンバターソース。
う~んこれこれ、美味しい!

日本じゃなかなか食べられない食材を堪能。
ごちそうさまでした。

2009年9月22日火曜日

Summer Holidays 2009 ~Japanese hospitality~

夜は、向こう隣りに住む日本人の方から
夕食にご招待されていた。

そういえば朝、電話で友人宅に電話があり、
ゲストである私に、
「今日はお鍋にしようと思うのですが、
鍋の後は雑炊がいいですか?うどんがいいですか?」
と聞いてくださった。こういう細やかな心遣いって、
なかなかできるもんじゃない。

友人いわく、この方は大変なお料理上手で
ワイン通でもあるとか。朝の電話で
今日のディナーに合うワインを聞き、
辛口のシャルドネを手に入れて訪問。

「いらっしゃい!」とステキな笑顔で
愛犬と一緒にお出迎え。

こちらのお宅もやはりDream House。
随所に和のテイストが散りばめられ、
センスがよく、とてもあか抜けている。

「イタリア系のホームパーテイーで、
お肉を食べていると思ったので、
今日はお魚づくしの和食にしました。」

う〜ん、さすが。

まずは前菜3点。
マグロの漬けにだしとろろ、
マグロ&アボカドは、レモンではなく
ライムとゆずを搾っている。
サラダはトマト、きゅうり、水菜に
お手製の味噌仕立てドレッシング。
すご〜い!本当に美味しくて感動。

次に冷蔵庫からトロが登場。
まさかシアトルでトロを食べると思わなかった。
生の本わさびがすりおろして添えられている。
友人に、「これはわさびをのせて食べるんだよ」
とレクチャー。口の中でとける・・。

いよいよお鍋。フタをあけると、
透き通ったお出汁から湯気が立ちのぼる。
おいしそ〜!
遠慮なく、たっぷりいただいてしまった。

そして〆のうどん。
ひえぇ〜、おいしい!お腹いっぱいなのに
お替わりに手が出てしまう。

いつのまにか、白ワインが3本空き、
食後のお茶をいただく。

満腹至福で愛犬とたわむれる。

ゆきとどいたおもてなしに、完璧なお料理。
会話をしていても、たくさんの引き出しが
次々とでてきて、興味が尽きない。

「スゴい日本人」はシアトルにいた。
一緒に過ごすだけで学ぶところしきり。
私もこういう人になりたい!

ごちそうさまでした。

2009年9月21日月曜日

Summer Holidays 2009 ~Huge house~

滝をあとにし、例のファミリーパーティーへ。
3日目の会場は、湖畔の邸宅ではなく、
滝から程近くの別宅で開催。

「着いたよ。」「え、どこに?」

そこが家だと気づくまで、ちょっと時間がかかった。
そういえばさっき、道路から一本小道に
入ったような気がする。あれは入口だったのか。

湖畔の家も相当なものだったけど、
この家はまたとてつもない大邸宅。
平屋造りの屋敷の中は、すべてが規格外だ。

私の人生で、おそらく後にも先にも
一番大きいであろうホームキッチン。
大きなコの字型の中に、長さ5mくらいの
アイランドが通路を挟んで2本。
全体はとても写真におさまりきらず。

キッチン内、サラダバー。

プレイルーム。
CDプレーヤーはジュークボックス。
グランドピアノが小さく見える。

子供部屋。ゲームセンターではない。

室内で、

ヘリのラジコンを飛ばして遊べる。

どこまでも続くポーチで、
ごはんを食べる子供達。

その目の前に広がる庭。

「雨があがったね。散歩しよう。」
長靴を借りて、庭へおりてみる。

庭の前を流れる川。美しい。

でもここ最近は地球温暖化の異常気象で、
深刻な洪水被害がでてるとか。

雄大な川を眺めていたら、
太陽が顔を出した。

どんなに大きな家も、
空と太陽の下では小さい。

2009年9月20日日曜日

Summer Holidays 2009 ~Snoqualmie Falls~

3日目。
朝、「ブランチの予約をしたよ。」と友人。

わーい。どこへ行くのかな?
車を走らせること、およそ30分。
緑豊かな山あいにたたずむ、
"Salish Lodge Restaurant"に到着。

広くてクラシカルなダイニング。
落ち着いた雰囲気で、居心地がいい。

窓際の席に通され、雨で煙る山並みを眺める。
外をの景色を眺めるだけで潤う。

私がオーダーしたサーモンチャウダーと
メインディッシュ。ここのビスケットは絶品!
私が知りうる中で一番美味しい。

お腹がいっぱいになった後、
歩いてすぐの滝の展望台へ。
"Snoqualmie Falls"
水量が多く、結構な迫力!

滝の近くはマイナスイオンが発生
してるというけど、それを自分の身体が
呼吸の深さで証明してくれた。

Summer Holidays 2009 ~Sunday night~

夕刻、再び昨日のファミリーパーティーに
顔を出す。このパーティーは3日間続く。

今宵はイタリアの家庭料理、バーニャカウダ。
めちゃ美味しい。

月が湖面に道をつくる。

庭のガゼボで、ミニコンサート。

顔ぶれもだいたい同じなので見慣れてきた。
それでもやっぱり知らない人だらけで疲れたので、
友人を残し、近所の散歩にでかけた。

日が落ちると、いっぱしに冷える。
しっかり厚手のブルゾンを借りて着ていて丁度いい。

湖対岸の街の明かりがきれい。
東京の目映さとは対照的。

散歩から戻ると、パーティーはお開きの時間で、
そのまま友人と帰宅。


夜はDVDを観ることに。
「"The woman in the dunes"は観たことある?」
「いいや。」

知らない、と思ったら安部公房の「砂の女」だ。
原作を読んだことがある。
主演の岸田今日子が若いこと!それもその筈、
1964年、私が生まれるずっと前の日本の映画だ。

友人はArt movieとしてこれを所有していたけど、
原作に負けず劣らずの不気味さで、
まさにArtと言えるいい作品だった。

今でも、世界を魅了するのは、
こういったミステリアスな日本の
圧倒的な美と成熟した文化の結晶だろう。

TV、インターネット。世の中が
「わかりやすい映像」で溢れ、
イマジネーションの余地が無い現代の日本人は、
それをこれからも枯渇させること無く
維持して発信していけるんだろうか。

異国で日本の美に触れた余韻で、
そんなことを考えながら眠りにおちた。

Summer Holidays 2009 ~slow Sunday~

2日目の朝。
時差ボケで2度寝、3度寝。
いつまでもベッドでうだうだしていたら、
友人が朝食を用意して持ってきてくれた。
なんだかすっかり甘やかされちゃって。

この幸せなバケーション気分を、
ほどよくトーストされたマフィンと一緒に
のんびり味わう。

シャワーを浴び、身支度をしてお出かけ。
途中、湖畔のStarbucksに寄って、ソイラテを注文。
シアトルがスタバ発祥地なだけに、
本当にいたるところに店舗がある。

日本のように元気な掛け声はなく、
普通の声のトーンと、コーヒーをいれる音。
新聞を読む人、窓の外を眺めながら
おしゃべりをする人。

時間がゆっくり流れているかんじ。
落ち着いていて、居心地がいい。
私はこちらの雰囲気の方が好きだな。

半分くらい飲んで車に持ち込み、
街へドライブ。

「Julia's」で遅いランチ。

スイスチーズとベジのブリトーを注文。
美味しいけど、やっぱりアメリカンサイズ。

その後、インテリアショップへ行ったり、
本を探したり、「Whole Foods Market」で
お買い物したり。

観光もいいけど、こうして住んでるみたいに
街歩きするのも楽しい。

2009年9月19日土曜日

Summer Holidays 2009 ~American Dream~

着いた日からアメリカはLaber Dayの3連休。
友人宅のベランダでのんびりした後、
3軒隣りの幼なじみ宅で、毎年恒例の
家族親睦パーティーがあるというので
私も行くことに。

このエリアは、いわゆる高級住宅地。
つまりミリオネアばかり住んでいる。

パーティーを催している一家は、アメリカ最大手の
ビーフジャーキーカンパニーを有する、
イタリア系移民の富豪。
着いた早々、そんなところのホームパーティーに
お邪魔するなんて考えてもみなかった。

ほんとうに歩いてすぐのご近所。
入ってみると、そこはまさに大邸宅!
広いキッチン、部屋はいったいいくつあるのか。
庭も半端じゃなく広い。
もうすでにたくさんの「ファミリー」が
集まっていた。

溢れんばかりの食べ物が準備される。
さすがはイタリア系、デリバリーのものは
ひとつもなく、すべての食事が手作り。

キッチンテーブルでは、
一族の女性達がおしゃべりをしながら
大量のガーリックをむいていた。

庭で食事。

公民館でもないのに、これだけの席を
用意できちゃうんだからすごい。

100人以上を余裕で呼べてしまう家。
なにもかも規模が違う。

ここへ来る前、友人が「うちのボート」
と言うのを聞いて、てっきり手漕ぎ舟かと
思っていたけど・・。

この界隈の湖畔の家はみんな、
当たり前のように庭直結の「船着き場」があり、
自家用「ボート」を所有している。

これがアメリカンドリームかぁ・・・。
初日からどっぷりアメリカ洗礼。
空港騒動から豪邸訪問の長い1日目が終わった。

2009年9月17日木曜日

Summer Holidays 2009 ~Welcome to Seattle~

やっと社場に出ると、友人が私を探して
うろうろしていた。名前を呼ぶと振り返り、
心配そうな顔で「大丈夫?」とBig Hug。
空港局員から電話があったらしい。

まだ自分の顔がこわばってるのがわかる。
「大丈夫。ごめん、着いた早々迷惑かけて。
シアトルじゃ異国の独身女性は犯罪者扱いなの?」

「大変だったね。なんかひどい扱い受けなかった?
ボディチェックとか・・。」

「さすがにそれはなかったよ。」

「昔はもっと大変だったんだ。自分は過去2回も
トイレで穴まで調べられたさ。」

「・・・。」
それは相当怪しかったんじゃないか?

空港を離れ、緑に囲まれたフリーウェイを走る。
話してるうちに、少しずつ気持ちがほぐれていく。

最寄りのスーパーマーケットに寄って、
友人はカゴいっぱいの野菜とフルーツを購入。
こちらは普通のスーパーマーケットでも
オーガニックフードがたくさん置いてある。
近郊で穫れたオーガニックブルーベリーだって、
日本の半値以下だ。うらやましい。

食材を積んで、再び車で家路へ。
木のトンネルを走り抜けると、
目の前に湖が広がり、ほどなく家に到着した。

庭と湖が直結した、風光明媚な場所。
「わぁ〜!」思わず歓声をあげてしまう。
リビングからも、ゲストルームからも
湖が眺められる。本当にすてきな家。

晴れているとこんなかんじ。

友人は早速、さっき山ほど買った野菜と果物で
フレッシュジュースを作ってくれた。
ビーツ、オレンジ、アップル、グリーン。
色はすごいけど、すごく美味しい。

ベランダの椅子に座って、外の景色を眺めながら
美味しいフレッシュジュースをぐびぐび。
あ〜、生き返った!

2009年9月15日火曜日

Summer Holidays 2009 ~Arrival~

外が明るくなって、眼下に街が広がる。
シンボルのスペースニードルが見えた。

やっと到着!入国審査の列に並ぶ。
自分の番が来た。
Good morning!とニッコリ笑って
パスポートと入国カードを渡す。

するとその局員、ジロジロ私を見て質問攻め。
女一人、さらに滞在先がホテルじゃなく
友人宅なのが気に入らないらしい。

帰りのフライトを見せたりして応戦、
ようやくスタンプを押してくれたと思ったら、
パスポートの5倍サイズの大きなレッドカード
を渡された。え、なにこれ?

促されて行き着いた先は尋問待合室。
げっ、冗談でしょ?
そこには先客2名の外人女性。
彼女達は早々に解放され、私はその後
尋問室へ通される。

完全にプライバシーを無視した質問が
矢継ぎ早に飛んでくる。
ボロがでるのを狙ってるんだろう。

ただでさえ眠れないフライト+時差ボケで
頭がまわらないってのに。
「もうちょっとゆっくり話してよ!」
キレながらも泣きたい気分。

友人の電話番号を渡して再び待合室で
しばらく待たされる。トホホ・・。
ここまで来て入国できないってあり?

やっとあの尋問男が出てきた。
私にパスポートを返しながら、
「良い滞在を。」と無機質に言い捨て、
さっさと部屋に戻っていった。

はぁ〜っ!?不安も怒りに変わる。
こんな所大嫌いだっ!!!

スーツケースをとって、今度は税関へ。
「申告するものは?」
「ないです。」
するとなぜかまた通してもらえず、
調べにまわされる。もう、うんざりだ。

結局、スーツケースを開けられるでもなく通過。
渡航歴15年、こんな散々な扱いは初めて。

外でお迎えの友達が待ってるから、
気を取り直して、到着ロビーへ。

2009年9月13日日曜日

Summer Holidays 2009 ~Departure~

9月5日(土)
〜成田空港〜
チェックインを済ませ、STARBUCKSの
コーヒーとドーナツで腹ごしらえ。

さて。今からこの飛行機に乗って、
まだ訪れたことのない場所へ飛んでいく。

〜機内にて〜
機内誌に手を伸ばすと、通販カタログだった。
面白かったので抜粋。

まず、Shape up pads。
ペタ尻をセクシーヒップに。
左右がずれたらセクシーじゃないな、と
余計な心配をしてしまう。

続いて、うつぶせ寝用の昼寝枕。
うつぶせ寝の私としてはちょっと気になる。

逆さ吊りエクササイズマシン。
機内にあったら、ぜひ試したい。

カップホルダー付き浮き椅子。
アメリカっぽい。プール付きの家ならいいかも。
うちのお風呂には不要。

ベーコンラック。
ベーコンをぶら下げて油を落とすらしいけど、
そこまでして食べたいのか。

極めつけはガーデニングのページ。
陶器でできたゾンビの置き物。
こんなもの、庭に絶対置きたくない。

通販は日本にもあるけれど。
国が違うだけで、こんなに違うもんだろうか?
ちょっとしたカルチャーショックだ。

ハワイじゃない国外はひさしぶりだから、
ホノルル到着時間+αが長く感じる。
眠れない・・・。
でも、東まわりの時差を甘く見てはいけない。
着いたら現地は新しい一日の始まり。
機内Movieも観ず、じっと目を閉じて体力温存。