今日のお弁当

「Alohaちゃん、オレの弁当食って！」
ということで、本日のランチは人のお弁当を食べた。

急な外出で、持参の弁当を食べられなくなったらしい。
私はおむすび２つ持参し、その１つを朝食で
食べてしまったから、残り１つだけだった。

「いただきます！」

Ziplocのお弁当箱が私のお弁当箱と全く同じ。
でもごはんがびっしり詰まっていて、ずっしり重い。

今日は雨も降ってるし、デスクで食べた。
買ってきたお弁当じゃなく、ごくプライベートな
人のお弁当を食べることって、なかなか無い。

シンプル、そして美味しい。
切干大根も、ほっとする家庭の味。
外で売ってるものと、家で作ったものは
やっぱり違う。

「コンビニで、棚の後ろから日付の新しい
サンドウィッチをとっても、添加物まで
フレッシュです。」って、分子物理学者の
福岡さんが言ってたのを、ふと思い出す。

家族のために作られたごはんは、
いいエネルギーがたくさん入っていて、
それが自分の体をつくってくれる。

毎日山積みで売られるお弁当を見ながら、
添加すべきは愛よね、と思ってしまう。

Hole in one！

土曜日、両親と父の友達とゴルフへ行った。

とってもいいお天気！
地面のところどころに彼岸花が咲いていて、
空中にはトンボがたくさん飛んでいる。
秋だなぁ・・。

「ほら、すっかり秋の雲だよ！」と空を指さす父。

「小学生のとき、夏休みの宿題で、
お父さんは雲の写真を撮ってたんだ。」

へぇ～。ずいぶん小粋な小学生だったのね。

私の夏休みの自由課題といえば、
小学6年生のとき、9割くらい母に作ってもらった
壁掛けを提出して、それを中学1年生のときにも
提出したことくらいしか思い出せない。

父の白いボールが秋雲にとけて、
グリーンのピン奥に落ち、
そこからバックスピンでピンへ転がった。
ころん。

入った！

前の組と家族とおさななじみが見ている中、
父はホールインワンをだした。
実際に見ると感動する。
やった本人は有頂天にちがいない。

興奮冷めやらぬ次のラウンド。
父はさっきのホールインワンボールを
OBであっという間に無くした。

物は残らないけど経験はずっと残る。
さすが還暦、背中で語る。

芝生の上に、小さなテントウムシ発見。
グリーンに赤が映える。自然の色ってきれいだ。
それを指先にのせてみる。かわいい。
幸運キャラクターに選ばれるのもうなずける。

母が虫に刺された。
かゆいよ～、という母に、父は自分のゴルフバックを
ごそごそ探して、なにかを取り出した。
虫よけスプレー。
「刺された後じゃなぁ。」と、またしまう。

ゴルフは楽しい。ゴルフ以上に楽しい。

帰宅後、父はいそいそと地元へ飲みに出かける。
今宵のお酒は、ひときわ美味しいでしょうね。

さ、父は一晩で何回「ホールインワン」って言うかな？

身の丈

今日、「身の丈」という言葉に遭遇して、気づいたこと。

いい目標を持つことと、背伸びをすることは違う。
決定的に違うのは、その幸せ度。

目標に向かってがんばるのは気持ちがいい。
なりたい自分に、毎日近づける。

一方、背伸びっていうのは、向上心の表れじゃなくて、
今の自分が満たされていない証。

たしかに、本当に背が伸びてる時期の背伸びは、
身も心も大きくなるときだから必要だと思う。
でも背が止まってから、つまり大人が背伸びするのは、
サイズの合わない服を着てるみたいで、
ちょっとかっこ悪い。

目標を持ちながら、身の丈にあったことをして、
いつも好きなものやキレイなものに囲まれて生活したら、
どうしても幸せな大人になってしまう。

中学２年生で身長がとまったにもかかわらず、
今に至るまで背伸びをしていた自分にようやく気づき、
かかとを下ろしてみたら、地に足がついてほっとした。

今後、未来が揺らいで見えるときは、
つま先で立ってないか、
ちょっと自分の足元を確認してみようと思う。

Live!

昨晩、ロックンロールなライブに行ってきた。

ライブパフォーマンスをしたのは会社の人。
ビデオパフォーマンスしたのも、会社の人。
職場では見られない一面。
まさに水を得た魚で、キラキラしてる。

上手で正直びっくりした。大人だから？
技術も長年のキャリアで洗練されるんだと思うけど、
人を惹きつけるのは、「好きで熱中」のエネルギー。



夢中になれることを、いつまでも持ってるっていい。
生きてるからには、見て聞いて感じてきたものを
自分のフィルターを通して、外にださないとね。

人間はやっぱり、自分にとり入れたものを
ちゃんと出すように作られている、と思う。

食べ物だとわかりやすい。便秘してると、それが
いくら美味しくても体に良くても体内で腐敗しちゃう。
トイレの存在で忘れがちだけど、出したものは
肥料として他の生き物を育てる役に立つわけだし。

年上のROCKな人達にエネルギーをたっぷりもらった夜を、
私なりに、それを自前の善玉菌で栄養に変える。

さ、私もどんどん出そうっと！

おもてなし

金曜夜、目黒の友人宅へ。
若夫婦、新築の家。

家に着くなり、ドーンとドーナツの箱がお出迎え。
「ALOHAが来るから買ってきた！」
嬉しい。でもなぜ16個も？

ダーリンは今晩のごちそうを作ってくれている。
「ALOHAが来るからケバブ作ろうと思って、
お肉2kg買ってきた！」
・・・。私は小錦じゃありません。

ダーリンがキッチンで格闘中、
ハニーと私はソファーでリラックス。

出来上がったお皿は、見た目も美しく、
ヨーグルトベースのソースも絶妙。
とっても美味しい。やるじゃん！



3人でモリモリ食べていると、
ハニーが「キャーッ！」と悲鳴を上げた。
よく見ると、小さなあおむしが
かぶりついたピタパンのふちを歩いていた。
レタスからでてきたらしい。

ダーリン、
「え、レタスって洗うの？」

レタスは途中退場したけど、
あとはキレイに食べた。ごちそうさま！

食後にハニーがお茶を入れてくれる。
ハワイのスターバックスで買ったマグカップ。

通常の2倍はあるそのマグカップに、
なみなみと注がれたお茶。重い。
お茶を飲むというか、ダンベル体操。



2人のおもてなしはパーフェクト。
アロハスピリットがあふれてる。

でも次に遊びに行ったときは、
ハワイアンサイズじゃなくてもいいからね。

MAHALO!

はみがき

最近やみつきなもの、インドのはみがき粉。

天然植物成分100%なのと、
パッケージがかわいいという理由で、
ためしに買ってみた。

アーユルヴェーダのはみがき粉らしい。
これで歯磨きすると癒されて、
食後のデザートよりも、歯が磨きたくなる。
冗談みたいだけど、本当。
まったくインド人はあなどれない。

私は小さい頃から歯磨き好きだけど、
それ以上に甘いものが好きだったから
治療した歯だらけ。

そんなわけで、「8020（80歳で自前の歯20本）」は、
きわめて難しい。でも、
ある歯はきちんと大事にしたい。

秋はグリーンで

朝晩が涼しい。
日が暮れるのが早くなったし、
気がつけば9月も下旬。

もう秋・・。
どうりでイモクリカボチャがうまいわけだ。

世の中のアパレルが、コートやブーツを売る中、
私はまた半そでのＴシャツを買ってしまった。
しかもグリーン。

「日本人の肌に緑色の服は似合わない。
日本でグリーンが似合うのはカエルぐらいなもんだ！」
と豪語している私。

でも、気に入っちゃったものは仕方ない。

「みどり着てるじゃん！」って言われちゃったら、
ゲロゲロ言ってごまかそう。

北青山団地

先週末、従兄の個展を見に青山へ行ったときのこと。

原宿駅から、あちこちお店に立ち寄りながら裏道を散歩すると、
246通りに出る手前で、古めかしい団地エリアに出た。

表参道にあった、同潤会アパートを思い出すくらい
古いままの団地が、この一等地に存在する。

中でも比較的新しい建物、15号棟。
外壁上部のナンバーが、ひじょうにカッコイイ。
数字のカタチひとつで青山団地にも工業団地にもなる。

クリエイティブって、古くなってからが勝負だ。
新しいものは、新しいっていう良さだけで魅力的。
でもセンスはそのあとで問われる。
仏像もお寺も、人もかな。

銀座ウォーキング

いつもの帰り道をやめて、
会社から銀座まで歩いてみた。

夕暮れどきの勝鬨橋は、
歩いてみると情緒があって、なかなか素敵。

築地を抜け、銀座の街をキョロキョロしながら
歩いていくと、あっという間に有楽町に着いた。

ビッグイシューの雑誌の販売員さん発見。
これはイギリス発祥の、ホームレス支援の雑誌。
1冊の値段半分が、ホームレスの販売員さんの収入になる。

一瞬通り過ぎ、立ち止まって、財布の小銭入れを確認。
300円あったので、引き返して最新号を買った。
おじさん、すごく気持ちのいい笑顔！
私も嬉しくなって、一緒にスマイル！

帰りの電車で、冊子に目を通す。
アンジェリーナ・ジョリーのインタビューを
ひとしきり読み、あとは適当にパラパラめくっていると、
気になる記事にでくわした。

販売員さんに相談するコーナー。
今回の相談者は若いOL。

質問
「なかなかお金が貯められません。どうやったら貯まりますか？」

えっ？かなり意表を突かれた。
販売員さん、なんて答えるんだろう？
「私も知りたい」とか？？ひじょうに気になる。

回答
ある程度まとまった額が貯まると、貯まりやすい。
自分も数100万貯めたことがあるけど、騙されてとられちゃった。
やけになって使ったら、あっという間に全部無くなっちゃった。
そうなっちゃうと、貯めるのは難しいね。

うーん、深い。
お金の貯め方だけでなく、落とし穴の指南付き。
物事って、表があれば裏もあるのよね。

それにしても、経験ってぞっとするほど説得力がある。

Jogging News

そろそろジョギングを復活しようかな、
と思っていた矢先、CNNで
タイムリーなニュースの見出しを発見。

「ジョギング中の男性、カンガルーに蹴られて負傷」

場所はもちろん、オーストラリア。
うかうかジョギングもできないわね、
と本文を読んでみる。

「自宅近くでジョギング中、カンガルーのオスと
メスの間を通ってしまい、攻撃を受けた模様。」

なんだか、ドラマティックじゃないの。
日本では、無差別に人を傷つける事件が相次ぐ昨今、
なんとカンガルーには大義名分？があった。

いまどきそんなアツい男は、
むかしむかしの映画でしかお目にかかれない。

でも被害者の男性に蹴りをいれたのがオスだった、
とはどこにも書いていないのが、ちょっと気になるところ。
・・・メスかもね。

シャチ

鴨川シーワールドにて。
シャチは大きくて頭がいい。
シャチの頭に乗って水上を滑るお姉さん、
笑顔がとってもステキ。

あのショーを見た多くの人が感動して、
「あのお姉さんになりたい！」って
思ったに違いないけど、その前に。

サメよりも大きい肉食のシャチと、
一緒にプールに入って仲良くなる度胸がある人は
いったいどのくらいいるだろう。

人前に立つのは緊張するなんて、じつは
シャチ前に立つよりずっと簡単なことだよな、と思う。

人間って小さい。