2008年10月31日金曜日

秋の夜長



肌寒い季節になると、
自分の心と体に、ちょっと手厚い
トリートメントを施したくなる。

最近食べ過ぎだよねー、なんて
口だけの反省会を母と開きながらも、
うっとり気持ちよく、きれいになりたい
この女ごころ。

というわけで、今日はマッサージ用の
スイートアーモンドオイルと、
ラベンダーのアロマオイルを買った。
買ったらラベンダーのポプリがついてきた。

秋の夜長。
気分に合わせてアロマオイルを選んだら、
バスソルトやマッサージオイルに垂らして、
極楽な夜時間を過ごそうというわけ。

ハァ~、早く夜にならないかな。
その前に、晩ごはん何食べよっかな~。

そうだ。
食欲を抑える柑橘系オイルも買っておこうっと。

ポンコツロボット

会社のセミナー開催に伴い、受付嬢をした。
いつものTシャツ&スニーカーではなく、
白い襟付シャツ&黒パンプスで出勤。

早速「どうしたの!?」と言われたので、
「祭りだよ!」と、だまし討ち。
ロン毛を束ねて、いざ受付へ。

来客を笑顔で迎え入れる。

「いらっしゃいませ。」

名刺をもらって、出欠リストにチェック。

「お好きな席に座ってお待ちください。
いってらっしゃいませ。」と会場へ促す。

この繰り返しを、テキパキとこなす。
ま、慣れたもんですよ。

受付を済ませた男性が再び受付に来た。
「トイレはどこですか?」

「入口正面にございます。」

その後、勢いあまって、

「いってらっしゃいませ!」

あ、しまった・・・。
トイレに行く人に、
「いってらっしゃいませ」とは
言わないだろう、普通。

妙な違和感を笑顔でごまかしたけど、
出が悪くなるような事を言って
申しわけなかった、とちょっと反省。

無機質な機械と自分。
言葉に心を入れないと、
人間どころか、機械に劣る。

2008年10月30日木曜日

年の瀬準備

年末年始のスケジュールについて話し合う。
もう?と思う気持ちもあるけど、
実はもう、そんなに気の早い話ではない。

カボチャ気分は明日まで。あさってから、
街中がクリスマス(商戦)一色になる中、
年賀状はお早めに、と親切な催促が流れ出す。

昨日、会社帰りに寄った銀座ITOYAでも、
おびただしい種類の手帳が並び、
売り場には人が群がっていた。

日本人は手帳が好きだと思う。
ハワイでは、ほとんど売っていなかった。
明日のことは明日決めればいいので、
みんな手帳は要らないらしい。

デパ地下では、X'masケーキと、
おせちの予約を受け付けている。

今朝見たニュースによると、
ザ・リッツ・カールトンホテルの
おせちは12万円、限定20個。

サンプルの写真を見ると、
伊勢海老の頭がお重を飛び出している。
この豪華おせち限定20個は、
きっとすぐ予約完売するんだろうな。

高い!と思うのもつかの間、
もっと売れる方法を思いついた。

「食べたらやせる!おせち12万円。」

このキャッチ、限定200個でも、
きっと飛ぶように売れるだろう。

でも、「痩せなかったら返金します」
って約束したら、絶対に赤字だ。

Japanese Breakfast

日が短くなるにつれ、
そして朝晩の気温が下がるにつれ、
ちょっと朝の目覚めが遅くなった。

今朝も、目覚ましが鳴ってから
しばらくうつらうつらしていたのだが、
今日は、朝にご飯を炊くと決めていた事を
思い出すと、パチッと目が覚めた。

新米の魅力は、睡魔を凌駕する。

お米をとぐときから、もうそれが
まぎれもなく新米だとわかる。
触感が全然違うし、しっかりと水に沈む。
思わずニンマリ笑いながら、水をきる。

水分量を減らして火にかけ、炊ける間に
土鍋で切干大根と油揚げの煮付けと、
なめことわかめのお味噌汁を作る。
納豆と海苔も用意して、準備完了。

ご飯が炊けた。
フタを開けて、完璧な炊け具合に思わず
「おぉ~っ。」

いただきます。

化粧の2~3倍の時間をかけて味わう。
うーん、うまい。
こんな美味しい朝ごはん食べてたら
いい一日になるに決まってるよ。

ごちそうさまでした。
感謝しちゃうよね、ほんとに。

片付けているとき、そういえば
写真を撮ろうと思っていた事を
思い出した。

というわけで写真はありませんが、
世界一の朝食でございました。

2008年10月28日火曜日

米は金なり



今朝、あずき玄米ご飯を炊いて、
おむすびを作った。

今日は雲ひとつない晴天。
いつもの公園で、大きめのおむすびを2つ、
よ~く噛んで味わう。
少し加えたゴマ塩とのりの香りが、
小豆と玄米の甘みを引き立てる。

なんて美味しいんでしょう。

マクロビオティックを始めてから、
すっかりコメッコになった。

先月、ゴルフ場の近くで
たわわに実った黄金色の田園風景を見たとき、
初めて日本が豊かな国に思えた。

先週末、再びゴルフで同じ道を通ると、
きれいに刈り取られていた。
お米がみんなのお腹の中へ。

現在の株価チャートは、
あの稲穂のしなりとよく似ている。

どんどん冷えこむ経済で、自分の懐が
風邪をひくことばかり心配してる大人が
ひじょうに多い今日この頃。

それよりもさ、

来たる冬に備えた実りの秋に、
幸せ感じた方がみんな元気になるし、
そこのところを守っていれば、
日本は沈没しないと思う。

2008年10月20日月曜日

秋の御三家



秋の御三家、イモクリカボチャ。

この時期、インポートカルチャーの
ハロウィンのおかげで、
カボチャばかりが脚光を浴びているけど、
モンブランやらスイートポテトやら、
イモクリおやつに心が躍る。

会社にて、3時。
有機三年番茶と、舟和直営の芋ようかん。
しっとり美味。
慌ただしさをいっとき忘れる。

ただこの上品な和菓子を、
デスクでホットドックのように食べるのは、
大和なでしことしては如何なものか。

2008年10月17日金曜日

黄色といえば

アフター6。待ち人を待つあいだ、
銀ブラしていたらジローラモ氏が現れた。
白いアウディの新車を転がす彼は、
まさにあの雑誌そのままの雰囲気。
イメージが本当になってしまうことって
実際あると思う。

待ち人が来た。
私のわがままを叶えるべく、
仕事を終えて銀座まで来てくれた。
ありがとう!

今日は、銀座の老舗インド料理のカレーが
どうしても食べたかったのだ。
数年ぶりに食べたけど、変わらぬ味とボリューム。
後ひく辛さ、ガツンとお腹にたまる。

満たされて帰宅すると、実家の玄関前に
ピカピカの黄色い自転車が停まっていた。

そのまま実家に立ち寄ると、カレーのにおい。
幸せの黄色い食べ物といえば、
やっぱりカレーだよね。

昼間、さっそく試乗にでかけた父は、
ゴキゲンでちょっと遠乗りをしてきたらしい。
途中、小さなコスモスの鉢植えを1つ買い、
それを前カゴに乗せて帰宅。
そして、母に「ケツがいてぇ」と報告。

翌朝、再び実家にいくと、
2重ロックのかかった自転車は、
玄関の中に運び込まれていた。

もうすっかり家族の一員。

2008年10月15日水曜日

幸せの黄色い自転車



祖母が長年使っていたボロチャリを処分したら、
父がクジ引きで自転車を当てた。
出したら入ってくる、の法則。

というわけで、
我が家に新品の自転車がやってくる。

ちょうどこのあいだの日曜日、
秋晴れの神楽坂を母と散歩しながら、
「自転車があると行動範囲が広がるよね」
なんて話していたところ。



ハワイに住んでいたときは毎日乗っていた。
Wal Martで一番安いマウンテンバイクを買い、
デザインがださいから、友達と一緒に
まっ黄色にペインティングした、私の愛車。

ギアは15段くらいついていたけど、
買った直後に壊れた。
その他もろもろ、よく壊れた。

ベルはついていなかったので、
自分でベル役をやった。

サドルだけ盗まれたこともあった。
さすがに立ちこぎじゃつらいので、
憤りながらサドルを買いに行った。
幸いにも、自転車本体より安くてホッとした。

タイヤの空気が減ったとき、
車の修理工場に持って行ったら、
オートバイ用の空気入れで
満タンにしてくれた。

今度うちに来る自転車も黄色。
幸せの色。

以前から感じていたけど、私の両親は
なにげに引きが強いと思う。
だから私の親になれたんだろうな。
・・なんちゃって。

運の良い親から生まれた、
とっても運の良い私。Lucky!

2008年10月14日火曜日

かぼちゃの季節



手のひらに、3cmの細長い打撲。

なんだこれ?

いろいろ原因を考えてみたけど、
思い当たる節は、これしかなかった。

昨日のパンプキンスープ。
これは間違いなく、かぼちゃ切りの格闘の痕だ。

日本のかぼちゃは世界一美味しい。
トップシーズンの今、毎日食卓に登場する。

が、しかし。
ホクホクのかぼちゃは、とにかく固い。
包丁の柄に体重をのせ、食べたい一心で切る。
手のひらのアザは、格闘したかぼちゃが
どれだけ美味しかったかを物語る・・。

なーんて、きれいさっぱりかぼちゃのせいに
したいところなんだけど。

80歳を過ぎる北海道出身のおばあちゃんは、
どこを痛めることもなく、
なんなくかぼちゃを丸ごと切ってのける。

つまりこのアザ、私の技術不足のしるし。
格好悪。コツがあるわけだ。
ハロウィンまでの課題ができた。

2008年10月10日金曜日

東京タワー



東京のランドマーク、東京タワー。
12月で50歳になるそうだ。
自分より年上で、ちょっとホッとする。

小学生のとき、父と階段で上って
記念ノートをもらった。
下が見えるし、風を感じるしで、
結構怖かったような気がする。
もちろん母はエレベーターを利用。

生まれてから、ずいぶん長いこと
東京に生息しているからか、
東京タワーのライトアップを見ると
なんだかほっとする。

いつもそこに存在するせいもあるけど、
あのオレンジと白の灯りに、
ゆるい温もりがあるからかもしれない。

夏と冬でライトアップが変わっているのを、
どれだけの人が気づいているのだろうか。
そんな微妙さ加減もまた、日本らしくていい。

世界的には、エッフェル塔の方が
ずっと有名かもしれないけど、
日本人の美感と技ありの東京タワーは、
やっぱり比べられない良さがあると思う。

そのライトアップが、50年を機に変わるらしい。
「ランドマークライト」から、
「ダイヤモンドヴェール」へ。

ダイヤモンドを散りばめたようなライトアップ、
今と比較して約50%の省電力。

照明デザイナーは同じ人、石井幹子さん。
私はそれを聞いて、嬉しく思った。

目まぐるしく変化する東京の街のシンボルが、
50年という一時代を見つめてきた女性の視点で、
これからの50年という、未来を見据えた変化を
遂げようとしている。

人と一緒に成長する建物。
次世代のライトアップが楽しみだ。

2008年10月9日木曜日

Lovely day



おんな心と秋の空。

雨が降ったら太陽が出て、
太陽が出たらまた雨が降る。

そんなころころと変わるお天気に、
おんな心を持ち合わせている私は
べつに動じない。

でもやっぱり晴れたら気持ちが良くて、
今日の昼休みはたっぷり日光浴した。



冷房も暖房も要らない季節は短い。
もうすぐ、猫と陽だまりチェイスする冬が来る。

宝くじ



昨日の夕刻、雨があがったので
ひさしぶりに有楽町まで歩いた。

銀座の街に入ると、
あちこちに宝くじ売り場がある。
今はオータムジャンボ宝くじ。

宝くじやギャンブルには興味が無い。
本当に賭ける価値があるのは自分自身!

しかし去年、どういう風の吹きまわしか
オータムジャンボを10枚買った。
凡人の、掌(たなごころ)返し。

というわけで、去年の当たり券が財布に
入れっぱなしで、そろそろ期限が切れることを
思い出し、小さな宝くじ売り場へ。

「これ、換えてもらえますか?」

おじさん、いぶかしげに台帳を開き、
金額をチェック。

「300円ですね。」

そうだよ。

「今年のも売ってますけど?」

「あ、じゃそれに換えてください。」

再び財布に宝くじ一枚。
財布の中身は、去年と何も変わっていない。

2008年10月3日金曜日

寝る子は育つ?



お酒にまつわる失敗は
誰しも1つや2つ持ち合わせている筈・・。

私も困らないだけ持っているが、
昨晩、また記録を更新してしまった。

私の場合、飲んでいるときよりも、
その後に何かをやらかすことが圧倒的に多い。
特に家。気が緩むせいか、突然寝てしまう。

深夜3時。目が覚める。いつものごとく、
ぼろぞうきんのように床に落ちていた。

身動きがだるくてぼーっとしていると、
口に何か入っていることに気がつく。

ん?

歯ブラシ登場。

どうやら歯を磨いている間に寝てしまったらしい。
そんなことがありえるのか!

それが私にはありえる。
昔、二日酔いの朝に、寝ぼけて
洗顔クリームで歯を磨いたことがあった。
歯磨き粉が苦いのを飲みすぎのせいにしていたら、
口の中が異常に泡だらけになった。

今回の歯磨き粉は、先日ここに書いた
メイドインインドのアーユルヴェーダハミガキ。
天然植物成分に癒されてしまったのか。

泡の立たないタイプだったからよかったけど、
泡立ってたら、どう見ても変死。
家に誰もいなくてよかった。
誰かと一緒に住んでたら、迷惑極まりない。

そろそろ大人にならなければ・・・。
ゾンビはようやく起き上がって、寝床にもぐった。

2008年10月1日水曜日

Afro Party



昨晩、某有名フォトグラファーのお誕生日会に
お呼ばれしたので行ってきた。

テーマは70's。
ドレスコードはアフロ。

というわけで、パーティー前日、
アフロのヅラを買いに東急ハンズへ。
カラーバリエーションが豊富で思わず迷う。
一人でどのヅラにするか悩む自分は、
ちょっと恥ずかしい。最終的に白に決めた。

そしてその後、つけまつ毛も購入。
コスメのお店に並ぶまつ毛を見ながら、
女はお金と時間をかけて、毛をつけたり
処理したり大変だな、と思う。でも、
きれいになるのは、それを超えるくらい楽しい。

当日。会場に着くと、アフロ達が
飲んで、食べて、踊っていた。
私もあわててヅラをかぶる。

写真家のパーティーだけに、
来てる人達も写真家だらけ。

普通に写真を撮るときも、照明や背景なんかを
自然と考えて移動するあたり、さすがね、と思う。

アフロで自分の頭が大きく見えてたのに、
特大アフロに囲まれると小さい。
特大は頭に何か飼っていそうなくらいデカい。
目立つが勝ちだ。

主役ももちろん特大アフロ。
背も高いし外人なのでやたらに似合う。

でも特大はだいぶ重くて肩がこるらしい。
つけたり外したりしていた。

私も終盤、ヅラをはずしてほっとしていると、
「その方が似合うね」と言われた。

そりゃそうだ。
アフロヅラの方が良いって言われても、
明日から困る。