2009年4月21日火曜日

静かな良書

ひととおりの試験が終わってから、
また読書生活。

読んでも読んでも、次から次へと
芋づる式に読みたい本がでてくるので、
図書館と本屋とAmazon総動員。

ジャンルは一見バラバラだけど、
どれも興味があって読むわけだから、
カテゴリをつけるなら「自分」かな。

さて、今日の1冊はペランと薄い
岩波ブックレットNo.736

「生命と食」


「生物と無生物のあいだ」を書いた
福岡伸一さんの本。

なにかを与えてくれる本が売れる中、
なかなか大人な本だ。

彼の物事の捉え方とその伝え方には、
感情のツボを押さない潔さがある。

だからこそ、伝えたいところが
きちんと伝わるんだと思う。

公の場で本当のところを語るのは、
いろんな意味で難しい。

それでも、正直でいること。
真実を知り、良識をもって行動すること。

それが一人一人できるようになると、
いい時代が来ると思う。

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