六月大歌舞伎、千秋楽。
夜の部を観に、東銀座へ。
あの大きい銭湯みたいな建物が
取り壊される前に、念願が叶った。
今年一年間はさよなら公演で、
毎月豪華な顔ぶれ。
今日も超満員御礼の人、人、人。
歌舞伎通の友人に連れられ、いざ中へ。
イヤホンガイドを借りたり
パンフレットを買ったりしていると、
あっという間に開演時間。
門出祝寿連獅子(かどんでいおうことぶきれんじし)
で幕開け。松本幸四郎さんの孫、
金太郎君の襲名披露公演で、
三代揃って連獅子を演じる。
金太郎君、若干4歳。
ものすごくかわいい。
私の歌舞伎デビューが、
この小さな役者さんのデビュー公演だなんて
とっても嬉しい。
親獅子、仔獅子、孫獅子が
頭をぐるんぐるん回す、一番の見どころ。
金太郎君、目がまわってクラっとよろめくのを、
後見のおじさんが後ろからさっと支える。
舞台から客席から固唾を飲んで、みんなで見守る。
歌舞伎がこれほど一体感を感じる舞台だとは。
こんな小さな子が、大舞台に凛と立つ
度胸だけでもすごいのに、
もう人を惹きつける芸を披露している。
世襲の極みと言える歌舞伎の世界、
すごいね。
2 件のコメント:
イヤホンガイド、ほんとに便利だと思わない??
私だけかもしれないけど、観客席から、合いの手をさ、絶妙のタイミングで入れる人、(大体おじさん・・)すごいと思わない?
通だわ・・と思うよ。はははー。
イヤホンガイド、あっぱれだね!
そして合いの手もほんと絶妙!
すべてに一体感があって面白いよね!
コメントを投稿