伝える仕事

2月14日の日曜日、
マクロ講師のお仕事。

マクロビオティックを知りたいという
ビギナー向けのセミナー。
2時間ノンストップで講義するから、
かなりの気合と準備を要する。

どんな話をしたかと言うと・・・。

身土不二、一物全体、陰陽の話、
歯のつくりに見る食事構成バランス、
日本の伝統食、噛むことの効果、
穀物、身体の変化、食と運動、
うんちは大切、春のデトックス、
玄米ごはんと味噌汁の試食中に、
世界のオーガニックムーブメントと食育の話、
食材の選び方、マクロの調理法、
国際経済の動向と食料自給率、

「はい、今日は何の日でしょう？」

「バレンタインデー！」

「なのですが、今日は春節、旧暦のお正月です。」

とつないで、九星気学に見る2010年の傾向と食対策、
マクロの理念、文献紹介で〆。
最後に質疑応答。

やりきった・・・。

自分の経験はもちろん、
オノヨーコと高城剛の新刊に、
オバマ大統領の一般教書演説までとりあげた。
これらは全部、「私」というフィルタを通した
マクロ軸でつながってる。


初めて講師をしたとき、
うまくやることを目的にして失敗。
手応えがなかった。

今回、来てくれた人をハッピーにすることを
目的にして、全力で挑んだ。

そしたら、
セミナー中に感じた受講者の反応、
アンケートの感想コメント、
自信につながる大きな手応えが得られた。

この仕事をする直前、
いろんな励ましの言葉をもらって気づいた。

何を言っても、本当に相手を思う気持ちが
込められていないと、絶対に届かない。
言葉は器だ。

人をちょっとでもハッピーにできたら、
それは自分にとってすごく幸せなこと。

まだまだまだまだ・・。
伸びる余地はたくさん。がんばろう。